2026年9月28日
2026年09月28日

自分が向かい合ったある1つのことを写真に撮って表現して伝える。なにかすごい題材を掴んで適切な内容で組み上げた時に圧倒的な支持を得て、表舞台にパーッと登場したりする。
しかしそういったことが人生で1度きりなのか幾度もあるのかは「で、その先に何があるの?」という問いに答えられるのかどうかが肝心なように思う。
僕がギャラリーのこと以外で日々の仕事と思っているのは「写真をする」ことだ。それは撮るというよりも、自分が見たコトを写すという感覚だ。
でもそれは多くの人と同じように、自分にとっても平凡な毎日の風景であり、そこに人の心を動かせるような劇的なことは何も起こっていない。忘れ去られるのも早いだろう。
でも結局どちらも、短い期間に注視しているのか、長い期間なのかという違いだけで、結果的には同じことのように思う。
写真で表現することはまさしく「自分が生きている」ことそのものであり、その意識があるのかないのかということが、作ったモノの寿命を決めるように感じる。
自分は長生きしたくないけど、作品はずっと死なないでいて欲しい。