2026年6月30日
2026年06月30日
妻に連れられて、久しぶりに海へ行った。
泳ぐのは下手だけど若い頃から海が大好きで、休みの日には大阪市内から一番近い海水浴場の二色浜(にしきのはま)に1人でよく行っていた。
海の家でボンボンベッドを借りて音楽聴いてビール飲んでタバコ吸って、たまに浮き輪でプカプカ漂って、夕方になったら売店で焼きそばを食べ、南海電車の各停にわざわざ乗り、クーラーで涼みながらダラダラ帰る。
海は親の介護とカメラマン仕事からの逃避場所でもあった。

波打ち際で20年ぶりにトイアコーディオンを鳴らした。波の音を伴奏がわりにして自分が心地よいと思う音を単に出すだけ。演奏ではない。
妻のギタレレも借りて鳴らした。こういう楽器は何も押さえなくても2種類の音が出せる。適当にジャカジャカしてボディ叩いてたら曲っぽくなる。
日もだいぶ傾いてきたころ、近隣住民のご婦人が僕たちの近くを通りがかった。
ちょうど妻がHOLGAのフィルムを入れ替えていて、ブローニーフィルムを見るなり「うわ~フィルム使ってるのね~それ懐かしい~!」と近寄ってきた。
35ミリフィルムならいざ知らず、コレを見てフィルムであると分かる、しかも懐かしい、という発言!戦後の二眼レフブーム世代よりは若そうだし、この人はタダモノではないと思ったのでソッ~としておこうと思ったのだが・・・
「コレおもちゃのカメラなんですよ~」とHOLGAのシャッター動作を見せるお決まりのパターンをウッカリやってしまい、更に心をつかんでしまった。僕らのアコーディオンやギタレレを見て「楽器もアナログなのね~」としばらく立ち話になった。
そしてその隣ではヤンキー集団が流木を片っ端から海に投げて遊んでいた。
平和だった。
