当たり前は超えられない
2017年09月06日
僕みたいな生活写真の人は、
どう頑張っても当たり前の事を超えられないんです。
でも、その当たり前の中の「普通は気づけない一点」を
他者へ提示できるのが「写真」なんだなって思います。
僕みたいな生活写真の人は、
どう頑張っても当たり前の事を超えられないんです。
でも、その当たり前の中の「普通は気づけない一点」を
他者へ提示できるのが「写真」なんだなって思います。
写真展を観に行って、
その場で分かった気になっても
帰り道にはほとんど忘れてるコト、多いじゃないですか...
ずっと引っ掛かりがあるように作っておきたいんですよね。
10年前、僕はたった三畳半のワンルームマンションで暮らしていました。人生のどん詰まりで引っ越してきた部屋です。古びて薄汚い部屋でしたが壁一面に大きな窓があって、そこから差し込む光を見るのが毎日の楽しみでした。
来る7月2日から大阪・帝塚山のgallery LimeLight様にて個展「気分EP」を開催します。
フィルムスキャンやレタッチは撮った光の再解釈だと思っています。
ノスタルジィというのは、
何かがトリガーになって過去の記憶を呼びさますものですが、
自分が「こうでありたかった過去」という憧れの気持ち・・・
そう考えたくなることもあります。
三重県名張市の情報発信サイト「ナバリズム」様からの制作依頼によるグループ展「写真家の視点〜ソトから見た名張〜」に出品します。
知らないうちにパッと無くなったものが
写真にはずっと残っているのが、
僕は不可思議でたまらないんです。
来る10月9日から京都・松原通新町のジャバウォックギャラリー様にて個展「風景」を開催します。